そもそもおまとめローンってどんなもの?

最近、消費者金融機関や銀行系のカードローンで「おまとめローン」という表記が出ています。
これはどのようなものかご存知でしょうか。

 

簡単に言えば、複数社から借り入れを行っている場合、新たに契約する金融機関にそれらの借金をひとまとめにする商品です。以下に概要とまとめます。

 

  1. A社 10万円 金利10%
  2. B社 10万円 金利15%
  3. C社 20万円 金利8%

 

以上の3社からそれぞれ借り入れを行った場合、合計金額は40万円になります。
これを「D社」1社にまとめるとします。するとこうなります。

 

例)D社の「おまとめローン」を使う 40万円 金利8%

 

このように、D社から40万円を借りてA社〜C社までの借金をまず全額返済します。そして今度は借金をしているD社のみに返済をしていけばOKという流れです。

 

おまとめローンを使うと一番低い金利に合わせてくれるので、一番低い金利で借入金を一箇所にまとめることができるのが特徴です。

 

複数の借り入れがある場合は、手数料など金利以外にも雑費が生じてしまうので、一つにまとめる事により負担を軽くする事になります。

 

ただし、このおまとめローンを使うには審査が厳しく、一度でも延滞をした人は新たに申請をしても通ることができません。
その場合には、5年経つと延滞情報が消えるので待つしか無いのです。
自己破産ともなると、7年間はおまとめどころか他の金融機関でも借り入れができなくなるので、注意が必要です。

 

お札イメージ

 

おまとめローンを利用するメリット

返済先を1つにまとめられる

これは、一見メリットが少ないようにおもえてしまいますが、返す場所がひとつであれば返済の手続きなども簡単におこなっていくことができます。

 

まず、一括にすることで、何社もあった借り入れ金の残金がはっきりします。
何社にも借り入れが渡っていると、あとどのくらい残っているのか、利息を含めて、正確な金額が分かりにくくなります。
利息は各会社で違うので、把握するのが難しいし、返済をし忘れたりと、全てに目を向けないといけません。
しかし、おまとめローンで他社の借り入れを返済することで一本化し、残りの残金、金利を把握し、計画的な返済をすることが出来るようになります。

 

金利が低くなる

場合によっては、金利が低くなり返す金額が減ったなどという可能性もあります。

 

カードローンに対する金利は、借入額が低いほど高くなるという性質があります。

借入れ金額 上限金利
10万円未満 上限20%
10万円以上100万円未満 上限18%
100万円以上 上限15%

貸金業法についても参考にして下さい。

 

つまり、高額な金額になればなるほど、金利は下がっていくイメージです。
小額しか借りていなかったところの金利は高いので、それを1つにまとめることは金利を下げることに繋がるのです。

 

おまとめローンでは、複数社に渡る返済金を一箇所からまとめて借りて返済するので、必然的に借入額は大きくなり、結果として金利が下がるという仕組みです。

 

信用情報の健全化

おまとめローンで借り入れを一つにまとめる事によって信用情報も良化します。

 

同じ借入金額の場合には、借入件数が少ないほど信頼度は高いと考えられるからです。

 

例)借り入れが100万円の場合
5社から20万円ずつしか借りられないAさんより、1社から100万円借りられるBさんの方が返済能力(=信用)が高いと言えます。

 

借金を減らす方法としては、自己破産や任意整理などの債務整理がありますが、債務整理を行った場合には、信用情報機関に事故情報として記録されてしまうというデメリットが生じます。

 

しかし、おまとめローンの場合には、金融機関のルールに従った方法であるので、事故情報には該当しないので、信用情報の観点からのデメリットは生じないという事になります。

 

借金を減少させたいが、信用情報を悪化させたくないという人に向いている方法です。

 

注意喚起イメージ

 

メリットだけではない!注意点についての解説

複数のカードローンでかりているお金をまとめていきますので、借入額が大きくなってしまうのが金利を低くするという仕組みと解説しましたが、これがメリットにもなり、デメリットにもなるので注意が必要です。

 

借入額が多いということは、審査なども厳しくなってしまうという事ですので、誰でも借りられるというわけにはいきません。

 

そもそもが、返済が苦しい人が利用するローンという性質上、貸金業者としてもただでさえ審査に慎重にならざるを得ません。

 

ですが、今までに返済などをしっかりと行っており与信などに自身がある場合には、金利が低いおまとめローンにしてみるのも良い方法です。
金利が少しかわるだけで返す金額はとてもかわってきますので、重要なことになっていきます。

 

また、気をつけなければならないのが、他社の借り入れを返済するためのおまとめローンであり、自分の自由には使えません。

 

返済に充てることが目当てのおまとめローンなので、新たに生活費のため服のためなどはできませんので要注意です。

 

自分の借り入れを少しでも減らしたい、管理をしやすくしたいと前向きな気持ちで利用してください。

おまとめローン利用者の体験談

少ない額ですが、私は過去にあちらこちらでローンを組んでいました。
複数の金融会社を掛け持ちしているので、当然返済の時は忙しく、払い忘れなどのミスも頻繁にしていました。
手数料などもかかりますし、実はもったいないことをしているのではないかと感じ、このたびおまとめローンについて考えてみたのです。

 

おまとめローンというのは、いろいろなところでつくってしまったローンを一本化し、返済の手間を無くし、あわよくば月々の返済額も減らしてしまおうという方法で、最近では多くの人が利用していることを知りました。
金利の低いところでまとめてしまえば、結果的に返済金額の総額が安く済むとのことで、私にとってかなり魅力的な手段でしたね。

 

早速おまとめローンに向いたプランの金融会社を探し、本当にそれが受けられるかどうかの確認をしてみました。
審査に受かるかがとにかく心配だったのですが、何とか一本化することに成功し、現在は一箇所の金融機関に返済する日々が続いています。

 

返済を忘れることはもうありませんし気持ち的にも随分すっきりとし、万々歳といった感じです。
これからは返すことだけに集中しながら、計画的にローンの完全返済を目指していきたいと思っています。

とにかくもう返済が出来ない!自己破産?となる前に

おまとめローンを利用することで、毎月の返済が少しは楽になるというメリットもありますが、そもそも「もう借金を返せる状態じゃない・・・」という方もいらっしゃるかもしれません。

 

そういった場合、安易に「もう自己破産しかない」と思いがちですが、それはあまりに早計です。

 

日本では多重債務者救済の為の法整備がしっかりと行われているので、その制度を利用しないのは勿体無いです。

 

では、借金返済がもう出来ない!という方に、どのような手段があるのかを解説します。

 

SOSイメージ

 

自己破産は最終手段と心得よう

まず借金を法律に従って整理することを「債務整理」と呼びます。

 

その債務整理の中には大きく分けて4つの方法があり、その最終手段が自己破産なのです。

 

任意整理

司法書士が債権者である貸金業者に交渉し、借金の減額や返済方法の交渉を行う

 

特定調停

裁判所で第三者の調停委員を設置し、司法書士が債務者の変わりに債権者と交渉する

 

個人再生

裁判所を通じて債務を約1/5程度へ大幅に減らし、3年での分割払いを行う

 

自己破産

裁判所に対して破産申し立てを行い、一定上の価値のある財産を差し押さえることで債務を全て免責にする

 

基本的に債務者に返済能力が低ければ低いほど、下の自己破産へ近づいていきます。

 

車や家などの財産が差し押さえられるのは「自己破産のみ」です。

 

ただし、法律の素人である私たちが自分で適切な債務整理方法を選ぶことは非常に難しいので、専門家に依頼するのが賢明です。

 

2010年より前に消費者金融を利用していた場合

もしあなたの借金が2010年よりも前に借りたものであれば、払いすぎた利息を取り戻せる可能性もあります。

 

それが最近テレビCMでもよく目にする「過払い金請求」です。

 

2010年6月18日に改正貸金業法が施行されたのですが、それ以前まではグレーゾーン金利というものがありました。

 

利息制限法の法定金利(年15〜20%)と出資法の上限金利(年29.28%)に差があった為に生まれた、という背景があるものです。

 

そのグレーゾーン金利に当たる利息を払っていた場合には、そのお金が利息超過分となり、返還請求することができます。

 

この過払い請求についても私たちが個人でできるようなものではないので、司法書士などの専門家に相談することが賢明です。

 

過払い金請求は自分でやらない方がいい理由

専門家に依頼すると、お金を取られちゃうんじゃないの?
自分でやれば時間は掛かるけど、無駄な費用は払わなくていいよね?

と思われるかもしれませんが、実はこの過払い金を返還するかどうかは「貸金業者の任意」なのです。仮に過払い金が100万円あったとしても、それが全額戻ってくる保障はどこにもありません。

 

業者からすれば、昔に返済してもらったお金を今更になって返してくれ!と言われるので、当然ですが払わずに済むなら払いたくないですよね。

 

そこに金融知識ズブの素人が業者に交渉して、満額に近い過払い金を取り戻すのは現実的ではありません。

 

交渉するのには最低限必要な法的知識や交渉術が必要ですし、それを1から勉強したとしても時間が掛かるだけです。素人の付け焼刃よりも、多少の費用を払ってでも可能な限り多くの過払い金が戻ってくる可能性の高い専門家に依頼した方が、金銭的にも時間的にも精神的にもお得です。

相互リンク

当サイトがお世話になっているサイト様です。常日頃から情報収集をされており、管理人様の書かれるコンテンツからもヒントを頂いております。

 

現在精査中… 準備中です